白血病の種類から見る症状

白血病の症状

 

急性骨髄性白血病(AML)の症状ですが、
主に骨髄内で発生するため正常の血液の成分の基となる細胞が減少してしまい、
造血の機能に障害が起こります。
すなわち、赤血球、血小板などが少なくなってしまいます。
赤血球が減少すると、貧血、動悸、めまい、息切れなどの症状を引き起こします。
また、感染症を引き起こしやすくなってしまったり、体から出血してしまったりと、
さまざまな症状を引き起こしてしまいます。
さらに、白血病細胞がふえると、骨髄から漏れ出してしまい、全身のさまざまな臓器に障害を与えます。
そのほかにも発熱や全身の倦怠感などの症状も現れることがあります。

 

急性リンパ性白血病(ALL)は15歳以下の子供に掛かりやすい病気です。
子供の白血病患者の70%以上がこのリンパ性の病気であると言われています。
その初期症状ですが、風邪などのよくある病気の症状とかわらず見落としてしまいがちです。
しかし病気が進行していくと、貧血状態が続き徐々に顔色が悪くなり、
血色のない青白い顔色になっていきます。
また、骨が痛くなったり、急な発熱が続いたり、ちょっとした事で青あざができたり、
鼻血が出たりといった出血も見られます。
さらにリンパ節やおなかが大きく腫れてきたりといった症状が挙げられます。

 

慢性骨髄性白血病(CML)はゆっくりと進行していく病気で、自覚症状がほとんどなく、
健康診断に行って初めて発覚した、という話をよく耳にします。
そして気づいたときには急性白血病に移行していたという例も少なくありません。
症状としましては体が痒くなったり、体の倦怠感、体重の減少などが挙げられます。
また、ひ臓や肝臓が腫れてくることによる、おなかの膨満感や、胃潰瘍の合併などが挙げられます。
急性期に移行するとこれらに加え、動悸、息切れ、皮下出血、鼻血、貧血症状、
発熱などの症状が現れ始めます。