HTLV-1の感染予防とは

日常生活の感染予防について

 

HTLV-1の感染経路は主に母乳、輸血、性交渉があります。
非常に稀なケースですが、感染者に噛まれたことによって、感染者のリンパ球が体内に侵入し、
感染に至ったという報告もされています。

 

母乳感染の場合、母乳による授乳期間が6ヶ月以上の長期の場合、人工乳よりも感染率があがります。
輸血による感染ですが、HTLV-1抗体検査が行われるようになったのが1987年からですので、
それより以前の献血が問題になります。
性交渉での感染では男性から女性への感染がほとんどで、
精液リンパ球から女性へ感染するということがわかっています。

 

また、HTLV-1は感染のみで遺伝はしません。
HTLV-1ウイルスはリンパ球の中に潜んでおり、
ウイルスに感染した細胞が生きたまま細胞ごと体内に入らない限り感染しません。
そのためその感染力は極めて弱い、とされています。

 

日常生活の注意点ですが、歯ブラシやカミソリなどは共有しないようにしましょう。
また、自分が感染している場合口移しなどで食べ物を与えない方が良いでしょう。

 

それさえ気をつけていただければ普段の生活で感染することはまずありません。
したがって衣類、寝具、食器などの特別の配慮は不要です。
お風呂や、蚊、くしゃみなどでもうつりません。
職場や学校でも普通に過ごしていただいて大丈夫です。